【2】LGBTに対する流れはどこに向かっているのだろう

【2】LGBTに対する流れはどこに向かっているのだろう

先にも書いていますが、
私は、最近の行政や活動家の方々の動き、世の中の流れに、少し息苦しさを感じています。

というのが、もちろん上手くLGBTに対する事業を推進されている市町もありますが、
私の視野に入る市町は、時代の流れに押されているだけに感じているからです。
もちろん勢いは必要です。
しかし、その勢いは無理やり流れるほど、残す傷は大きくなります。

LGBTの問題に関して、地方は、女が男になりたい、男が女になりたい、という目に見える形での「外見」を変えたいという考えは実際理解されやすいように感じています。
もちろん、理解されてもそれに関する具体策が実現するかどうかは、別問題なのですが。
でも一番難しいのが、私のように男になりたいと思っておらず、かつ女に恋愛感情をいだく、「内面」に関するLGBTです。
単なる同性愛者です。目に見えない感情の議題は、協議としてとても難しいものです。

ある職種の会議では、ノンケの方が
「もし隣にいる同性が私(同性)を恋愛対象とする人だった場合、いつ自分が恋愛対象として見られるか不安である」
という意見がでていました。
思わず、この人は自意識過剰だなとこっそり思ってしまいましたが、
でも実際、携わる専門職でこのような発言をする人はいます。
そしてノンケの人は、これが一番恐れていることなのだと思います。

差別をなくすのは、素晴らしいことです。とても大切なことだと思います。
もちろん行政も表向きとしてはそれらしき事を言うでしょう。
いかにも推進しています、差別をなくしましょうと。しかし本当にすべての職員がそう思っているかは、正直なところわかりません。
公務員って異動があって、好きでその課で、その仕事をしているとは限らないのです。人間ですからね。表向きの答えと、内部の話。その部分を知ってしまうことが、一番つらいことです。

また、活動している人々が、市町や自分の周りを批判する態度を見る時があります。
もちろん、うまく理解してもらえないときは人間ならば、誰でもイライラするもので、
感情的になってしまうのも理解できます。
LGBTの関係者は、感情のデリケートさはよくよくご存知だと思います。
だからこそ、「理解させる」という思いではなくて、
公の場では、お互いにお互いの立場を理解した上でお互いが何が理解しやすいかを考えた話ができたらいいなと思ってます。
そのためにも、きちんとした課題の抽出と、渋谷区のようなビジョンの設定が必要です。

単に差別をなくすことが本当の目的ではありませんよね。




つづく。



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