【2】レズビアンという同性愛者として出会いを求めて

【2】レズビアンという同性愛者として出会いを求めて

初めてネットから出会ったのは、ビアンコミュニティの中心的な女性だった。

○Hさん:26/フェムネコ/恋人同棲/普通体系/フリーター

H:「真面目な投稿やなーって思ったけど、本当に真面目なメールだったし、見た目もまんま。君みたいなビアン、見たことない」

駅で待ち合わせをして、初対面で会った瞬間にそう言われた。
彼女は私より数センチ背が高く、年も数歳上だった。
雰囲気は歌手のSuperflyのようで、とても美しい顔立ちをした方だった。
私が初めてであった、正真正銘?のビアンだった。
会えたことが嬉しくて、そしてキレイな人に出会えたのも嬉しくて、笑ってしまった覚えがある。
私は、黒いスキニーに、ベージュのジャケットだった。

私たちは、最初に会う際に写メを交換せずに会った。
彼女に、
H:「明日、ここに来れる?」
と、いきなり誘われ会ったのだ。
彼女は山岳民のスカーフのような、民族柄のポンチョを身に着けていた。
メールでの会話によると、彼女は10代のころからビアンとして、コミュニティに属していたそうだ。
昼はバイトをしながら、夜に音楽活動をしていた。

 

当時よく掲示板をチェックしていたそうで、私の投稿を見た瞬間、「今までと違う人種が現れた」、そう思ったらしい。
その時の私には、メールが殺到していた。
丁寧にメールを返そうとしていたものの、あまりにも多くのメールに困惑していたものだ。
あと、メールをし始めて数通で、「どんな人がタイプ?」「恋人はいたの?」「別れた理由は?」と、恋愛の話に入ってこられる流れも、少し抵抗を感じていた。
でもHさんは、この話を聞いてこなかった。

H:「どうして書き込もうと思ったの?」

そう聞いてくれたのだ。
私は、今までビアンの友人はいなかったけれど、ずっとビアンとして生きてきたこと。
そして、他の多くのビアンが、どのように生活しているのか聞きたかったことを伝えた。
その間も、彼女はなかなか的確な質問と、回答をくれた。
理由は、彼女には恋人がいたから、純粋に友達として私を見てくれていたようだ。

 

 

H:「ビアンがやっている店に行こう」

初めましてと、お互い対外的な挨拶を交わした後に、彼女はそういった。

時刻は12時くらいだったと思う。
私は、ビアンがやっているお店というのは、バーやクラブなど、夜ににぎわうお店だとの先入観があった。
こんな昼間からお酒を飲みに行くのか、そう勘違いをしながらも、驚きながらうなずいた。
彼女はそんな私に笑顔を向け、口数少なく歩き始めた。




つづく。



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