【1】恋人目線で恋は生まれるのか

Gさん:28/フェムネコ/独身/普通体系/医療従事者

私の投稿に彼女からメールをくれた。
メールでの印象は、やはり彼女の職業もあるのだろう、とてもサバサバとした人だった。
切れ味鋭いというか、好き嫌いがはっきりしていて、物事に対して本人なりの割り切りがある人、
ただ正義感についてはとても高く、自分の仕事に誇りを持っている、そういう縁の下の力持ち的な印象だった。

メールも電話の会話もとても気が合った。
彼女は大きな病院で働いていたらしく、私が過去に患った大病についての知識もあって、
いろいろとアドバイスをくれたものだった。
私は前にあった、教育関係者の人の件で、
友達探しはもうやめようと思っていた。

今回会う人とは、付き合うか、付き合わないかの判断で見なければいけない。

そして初めて会ってみることになった。
お互いに中間地点の街で会うことになる。
その際に

G:「おしゃれしてくけどいい?嫌な格好はない?」

そう彼女が聞いてきたのだ。
私は

「創造がつかないけど、あなたが街を歩ける格好ならば、好きな格好してきていいよ」

そう答えた。


そして当日会った際に、私はこの彼女をなかなか見つけることができなかった。
私たちは、大きな駅で待ち合わせをしていた。
その駅は、私が行ったことのない大きな駅で、私は土地勘が無かった。
いつも車で来る駅だ。
人の波が多く、私は待っている間に少し人の多さに酔って椅子に座って待っていた。
待ち合わせの目印は、スカーフだった。
黄色いスカーフを彼女がしていると。
私は鞄に赤いスカーフをしていた。
そう鞄にスカーフをしていたため、椅子に座っていると全く目立たなかったのだ。
そして見まわす限り、
「黄色い」スカーフをしている女性は一人もいなかった。

ただ一人、私はスカーフをしている人には気付いていた。
その人はゴスロリというのだろうか。
紫と白のしましまタイツに、黒いフワッとしたドレス?を着て、紫の傘をさしていた。
傘の先端には赤い2センチくらいのハートの飾りがぶら下がっている。
風が吹くたびにそのハートが揺れ、彼女の近くを通る人が何人か振り返って、彼女を見ていた。
頭には、イスラム教の女性が被るようなベージュのスカーフをしていて、
後ろ姿しか見えない私には、傘の間からそのスカーフがちらちら見えていた。

まさかこの女性が待ち合わせをしていた女性だなんて、私は夢にも思わなかったのだけど。


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