私はカミングアウトがすべてではないと思っています。

私はカミングアウトがすべてではないと思っています。
以前までは、カミングアウトと言うのは

「自分が、ビアンである、ということを公言すること」

だと思っていました。
そして、そのカミングアウトこそが、ビアン人生のすべての始まりだとも思っていました。
随分昔のことです。

 

だって、ネットには多くのカミングアウトをし、
堂々とした人生を歩んでいる人のブログは、たくさんあります。
自分の恋人がカミングアウトをし生活していて、それをネコの子が尊敬のまなざしで記事にしている様子を見たりしていたら、
当時はとてもうらやましく思ったものです。

私も、彼女に誇りに思ってもらえるようにカミングアウトをしたい、とね。

だけれども前にも書きましたし、これから後の話にも書きますが、
私のこの思いは、途中から少しずつ変わってきます。

 

そして今の恋人に出会い、
私は今の隠れたビアンでいていいのだ、
そう自分を認めることができるようになりました。

 

 

 

みんなは、みんな。
私は、私。

ネットが全てではないのです。
そして、書かれていることが全てではないのです。

 

笑われると思いますが、
そのことに気が付くのに、私には多くの多くの時間がかかりました。
私にとってのカミングアウトとは、「自分が生きやすい環境を作ること」です。
それは、口からでる「発言」だけに限りません。
行動や、態度、自分の持ち物や、お気に入りの本、楽しむことを見つけ、感じ、自分自身が生きやすい環境を作ること、様々です。
それが人に伝わろうが、伝わらまいが、自分が生きやすければそれでいいのだと最近は思います。

 

 

私は、「ビアン」というランキングのカテゴリーで、ブログを書いています。
これも、自分が生きやすい環境を作ること、の一つです。

本当に隠れていたいのならば、OLカテゴリーにいればいいし、むしろブログなんて書かなければいいはずです。
でも私にも自分のこの思いを、どこか人が見る場に残したいという思いがあります。
そして、実際に目の前で声をかけることができなかった若いビアンに、
こういう考えもあるということを間接的に、伝えたかったのです。
またOLカテゴリーにいても、どこか普通のOLには理解されない思いについて、不安があるのも事実です。
それは、結果的に自分のことを特殊だと思っているからであって、
自分の人生の中で、ネットに書くことができるのは、ビアンとしての人生だけということも意味していると思います。

 

先にも書きましたが、ネットに書かれていることが、すべてではありません。
それは私についても、同様です。
ネットにはビアンのことしか書くことができませんが、
ビアンは、私の人生のすべてではないのです。

ここに書いていない人生をも、私は歩んでいます。
悲しいこともあります。
嬉しいこともあります。
でも、一歩ずつ歩んでいます。

 

FEEL LIFE

自分が生きやすい生活環境を、感じること。

 

自分が生きやすい環境を作るためには、自分が好きなことを見つけて、向き合わなければなりません。
そのためには、やっぱり感じることが必要だと私は思っています。

感じる、五感でね。

 

 

 

FEEL。

人生は明るく、そして複雑です。




つづく。



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