茶柱が立った。

茶柱が立った。

お茶の入れられた、コップを握ったときに茶柱が経っていることに気づいた。

1センチにも満たない、まだ青い色の残る茶葉の茎が、真っ直ぐに立っていた。

少しだけ水面から顔を出し、まるで餌をねだる鯉のようだ。

 

 

茶柱が経つと幸運が訪れるという。

 

しかし、私には特に変わった予感もしない。
なぜだろう。

 

 

そうか幸運が訪れるのは、私にではない。

このお茶を入れてくれた人に幸運が訪れるのだ。

 

 

彼女が笑顔になる幸運が訪れますように。




つづく。



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