若いころのビアンの私は、将来の仕事が一番不安だった。

せっかくブログを書いているので、自分のことを書こうと思います。
若い人が、少しでも将来に希望が持てるように。

そして、少しでも素敵な未来を生きることができるように。
そう思い返したのは、最近大きな研修に私自身が参加をして、感銘を受けて帰ってきたからだ。
内容はおいおいに書くとして、
その研修は、所属長に推薦してもらって参加したのだけれども、とても勉強になる素晴らしい研修だった。
自分の、第二の人生の岐路だと思った。

思い返せば、私には第一の人生の岐路がある。
その時も、ある人に背中を押してもらったのだけれども、私の人生は本当に多くの人の支えと応援があって成り立ってきたのだと思い返して感慨深かった。
なので、ここで書くことももしかしたら、若い誰かの糧になるのではないかとこっそり期待して、自分にできることをしていこうと思ったのだ。

でも、飽きやすい私のことで、いつまで続くかはわからないけれどね。

 

さて、若い皆さんには将来の夢がありますか?
もちろん、若くない皆さんも、将来の夢はありますか?

私には、あります。
彼女と外国であるプロジェクトを成功させることです。

そのために、今恋人は多くの書類を作成する仕事をし、私は知識をつけるために職場に居座っています。
でも、これができるのも、全ては私に「仕事」があるからです。
私の仕事は、人より安定をしています。
時間、勤務内容は確実に決まっており、一般企業より安い給料です。
そして、人に言われたことしかしない、市民の苦情を受けて、税金泥棒。
・・・なんて思われているでしょう?

もちろん、そんな部署もあります。
銀行員みたいに、「申請権」を振りかざす無能な事務屋がいる課もありますが、私がしている仕事内容は「企画」です。

今は全くない「事業」という企画名の箱を立ち上げて、その中に必要な概念や予算、人、資源を作り込みます。
それには莫大な時間と、トライ&エラーの連続で、時にみんなで転んで、泣いたりもします。

しかし、初めから私はこの仕事を目指していたわけではありません。
この仕事に就いたのは、第一の人生の岐路があったためです。
そのことがなければ、私はもっと違う私で、今パソコンに向かって自分のことを思い返すような人物ではなかったと思います。

 


「夢」として目指す仕事はあった

高校生の頃、私には目指す仕事がありました。
「公務員になりたい」
というものです。

高校生の頃から公務員になりたい、だなんて、変な人間だと思われることでしょう。
公務員といっても、いろいろあります。
国の仕事、県の仕事、市町の仕事、警察官、消防士、図書館司書、研究所、美術館学芸員、外国で勤務する人、などなど、もうたくさんの公務員の種類があります。
そのなかで、私は法律を作る仕事がしたいなと、考えました。
自分がビアンだったので、将来法律について詳しく知っていると、何となく有利だと思ったのです。

 

単に、それだけです。
自分の将来のことを考えました。
そして、公務員の受験資格の中に「性的少数者は除く」なんていう、自分が受験できない理由が入っていないことを、ドキドキしながら確かめました。

でも、残念ながら私は法学部を目指すほど頭が良くなかったのです。
ブログの文章をほめてくださる人も実際いたのですが、、、私は高校の頃の国語は60点が平均。
英語も50点くらいで、語学ができませんでした。

というのが、

【例文から作者が考えていることを次から選びなさい。】
1.楽しかった
2.悲しかった
3.怒っていた

というような問題があって、回答をしていくわけですが、

「そんなこと、作者にしかわからないよ!」

と思ってしまうのが悪いところで、また人と感性もだいぶ違うところがあるためか、私は法学部に行く能力・実力がなかったのでした。
しかし、数学や科学、物理系はなぜかよく理解ができて、最低が90点というレベルでこれが救いとなり、
最終的には理系の大学に行くこととなりました。

 

たどり着いたのがこの仕事だった

大学に行く経緯についてと、大学でのことについては、過去の記事で書いているので省きますが、
就職のときのことについて。

私の就職活動は大学4年生の4月から始まったのですが、一番初めに(4月ごろ)行われた公務員試験を試しに1つ、そして専門職として5つの採用試験を受けました。
公務員の専門学校にも行ったことがなかった私は、3冊の書籍を買って勉強をしました。
そして結果は、5つの専門職は不合格。
残ったのは、試しに受けていた公務員試験でした。

4年間勉強した内容が全く生かされない、なんとも悲しい就職活動結果に少し涙がでましたが、
私は翌年に、その公務員組織に就職。
新たな社会人生活を始めました。

しかし、せっかく4年間学んだ知識。
社会のどこかで生かすことはできないだろうかと考えたときに、ある組織に出会ったのです。

その組織には、同じ能力がある人達が集まっていたのですが、その中の一人の50代の女性に、
「あなた、その組織にいてはだめよ。専門職の資格があるでしょ。誰でも取れる資格じゃ、ないじゃない。もう一度、専門職で受験しなおしなさい。」
そういわれました。
その日は、その人と初対面だったのですが、私の心に彼女の言葉は大きく響きました。
そしてその翌日、
私は祖母の家で、専門職の募集が乗っていた市の広報を手にすることになります。

その募集は、数年ぶりの募集でした。

 

50代の彼女の言葉が、私の人生を変えたのです。

 

自分の取り柄は、転んでも意外に早く起き上がるところ

ころころと忙しい就職活動でしたが、就職してからもころころ異動してばかりで、
本当に私の人生は忙しいです。

でも、自分はあまり思いを引きづることはなくて、切り替えが早いタイプなので、それが救いでもあります。
あと、妙な正義感があります。

上司は新しいことはやりたくないのですが、
「やらないといけないのであれば、やりましょうよ!」
という私の正義感で、今も推し進めているところがあります。

 

皆さんには、取り柄がありますか?

メンタル面でもいいし、技術能力でもいい。

私の技術能力は、実はプレゼン能力だったりします。
人前で話をするための資料を作ること、そして人に言葉で伝えることが得意です。
国語ができないのに、そんなことできるの?
と思われるでしょう。
国語が必要なのは、まさに議会資料や要綱、通知文の作成です。

プレゼンは、感情に訴えることになるので、こんな私にもできるのかもしれません。
でも人とのコミュニケーション能力は、私は高くありません。

ただ言えることは、私は人との心の距離が割と近い位置にあります。
もちろん、壁は高いです。とっても高い壁がありますが、距離は近いと思います。
だから、この仕事をしているのだと思います。

 

もし、就職や将来に悩んでいる人がいたならば、自分が何が得意かを一度考えて見ることをお勧めします。
人より優れていなくてもいい。
私なんかよりプレゼンが上手な人はたくさんいますし、私よりも正義感を持っている人はたくさんいます。

「自分が」得意なことでいいのです。

できないところは、できる他の人に補ってもらえばいいのです。
これだけたくさんの人間がいるのですから、一人がすべてこなさなくていいのです。
時代は、共生です。

自分の得意なところを、伸ばせたらいいですね。

 

そしてもしかしたら、周りは気づいて「あれ、得意だよね」「それ、向いてるよね」なんて、あなたに声をかけてくれているかもしれないので、
その声に気づけたらいいですね。

 

それが将来、あなたが生きていく手段になると思います。




つづく。



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