LGBTは『人より一歩下がって周りを見ることができる性格』

LGBTは『人より一歩下がって周りを見ることができる性格』

LGBTの人を客観的に見る機会がありました。
私は自分自身がLGBTにもかかわらず、LGBTではない顔をして、LGBTを見つめる立場にいたのです。

その場にいて話を聞いていると、私の立場側はすごく決まった考えをもって発言をしていることを感じたのです。
LGBTでない人というのは融通が利かない、そして見えない正義みたいなものがあって、その正義を曲げることができないのです。

半面、LGBTの人はその正義を否定はしないまでも、受け入れもせずとても中立で、
また自分の意見の引き際をすごく心得ている気がしました。

LGBTの人は自分自身に、そのような点なないですか?

LGBTという人を客観的に見たときに、少しなのですが、共通点が見えた気がしました。
その共通点は、とても良い利点ではないかと思ったのです。

落としどころを知っている

まず、LGBTの人の多くは、幼いころから自分のことを「普通とは違う」とらえていたり、
また周りからそのような指摘を受けてきたためか、人に対する対応や考え方が、大変割り切ったものと感じます。

良く言えば、『落としどころを知っている』というのでしょうか。

人との会話で、「ここまで言って終わらせよう。本当は、あそこまで言いたいところだけれども、今回はここまで。」という具合で、相手に無駄に深入りさせないように話を終了できるポイントを、自然と心得ているように思います。
もちろん、そのようなコミュニケーションが下手な人もいるとは思いますが、相手との距離感をつかむのが、一瞬にしてできる人が多くいるのではないかと思います。
だからこそ、同じビアン同士、ゲイ同士になると、敏感に距離を測りすぎて、うまく距離感が保てなかったりするんですよね。

眼底に、目力がある

耐える、という表現は少し違うのかもしれませんが、LGBTの人は何も発言せずとも、グッとお腹で堪える表情を持っている人が多いと感じています。
目が、とても特徴的ですよねLGBTの人って。

思い返せば、今まで私が出会ってきたビアンの人々も持ち合わせていたなと思い返すことなのですが、
ふとした瞬間にじっと見つめて、心に言いたいことや考えを貯めるのです。
それは値踏みとは違うのです。
人を測る視線ではなく、自分の芯を抑えている感じです。

その時の目に宿る力はとても強く、ノンケの人よりも視線に『念』のような思いがこもっている感じがするのです。
世の中はやる気や目標のない目を『死んだ目』と表現することもありますが、LGBTの人の目は落ち着いていて、
何かを見据えた鋭さを感じる時もあります。

客観的

LGBTの人が、一番得意とすることではないでしょうか。
LGBTの人の多くは、自分のことよりも他人のことを考えるのが得意な場合が多いです。
それは他の人と自分を比べてみる機会が、人生の中で多かったのだと思います。
勉強やスポーツなど人に「勝つ」ために比べるのではなく、人と「同じ」ところを探すために比べてきたLGBTの人は、
とても客観的に人間を観察してきていると思います。

発言も、結構客観的ですよね。
だから、急にLGBTとして大切に扱われると、何を言ったらいいのかわからない、となる人もしばしば。
自分のことよりも、人のことだとうまく話せる人も多いです。

だけれども、それはあくまで社会的な側面で、
個人一人になった場合には、自分を理解してもらいたくて仕方ないのです。
人間だから、LGBTに限らず、みなそうなのでしょうけれどもね。
ただ客観的に観察して同じ所や違うとこを認識しているだけであって、
いくら自分を表現したくとも、人間関係の具体的な築き方は、うまく対応できていない人も多く見受けます。

その他の性格ぽい共通点

・一匹狼となりやすい(人と群れることを好まない場合が多い)
・秘密主義(ノンケの人に話をし過ぎると、私生活について無駄な追及を受けることを避けている)
・多様性の理解が浅い(LG同士なのに自分と違うところや、同じところを比べてしまうなど、人間関係の距離感を保つのが不得意)、・好き嫌いが激しい

などでしょうかね。

改めて考えてみると、一番違うのはノンケの人達が自分たちを客観的に見る視点と、LGBTの人たちが客観的に見る視点は違うはずです。

それは具体的にどう違うのかはすぐには言うことができませんが、一歩下がって物事を見ることだけでも違う視点が持てるのだと思います。
そう考えるとLGBTの考えは世間ではとても希少な考えではないかと思うのです。
もし、この希少な考えが受け入れられることなく世の中が進むのであれば、それは本来、社会としては成り立たないのではないかと考えるのです。
様々な視点があるからこそ、社会は成り立っているのですよね。
もし同じ視点しかなかったら、同じ対応しか生まれません。

このLGBTの特徴ともいえるいい性質を、生かすことができたらいいですね。




つづく。



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