職場の上司に突然手を握られて、動揺しない自分が少し面白かった。

職場の上司に突然手を握られて、動揺しない自分が少し面白かった。

先日、職場の飲み会があったときの話です。

 

私は、いつもお酒は飲まずに、みなさんのお話を聞く係です。
お酒は好きですが、お酒以上に車も好きで、
お酒を飲んで、代行運転や電車で帰るよりも、自分で車を運転して帰る方がいいなと思っています。

「付き合いだから、飲まなきゃ」

なんていう考えは、私の頭の中には微塵もありません。
『付き合いだからこそ、参加をしている』のですから。

それで十分ですよね。

 

 

で、私の横の席には、ちょっと強いおばちゃんが。
どのように強いかというと、デヴィ夫人や、高嶋ちさ子さんみたいな感じです。

 

要は、言いたいことを、言いたいようにいうんです。
だから、
このおばちゃん、むかつくなー
って思っていた時もあったのですが、私の考えを心を割って話を重ねることで、彼女の発言の方向性も変化していって、
私が言わなくても、彼女が大きな声で言ってくれて、ことが進んだことが多々ありました。

話せば、わかる人でした。

この一年本当に彼女にお世話になったと思っていまして。
二人三脚だったと思っています。

 

 

 

その彼女の隣の席に、私は意図的に座りました。
お世話になったし、彼女の強い話に付き合おうと思って。
そしてその日の彼女は白ワインを5杯、赤ワインを3杯?、水に、ハイボールに、カクテルにと、相当飲んでいて、次第にテンションマックス。
若い男性たちに説教を始める始末。

 

その様子を、私は自分に火の粉が飛んでこないように、暖かい目でニコニコと見ていました。
内心は、

かなり出来上がらせてしまったぞー

と戦々恐々としていたのですが。

 

そして男性の酒の飲み癖の悪さの話になり、別の課の課長の酒癖が最悪だと言い始めました。

「どのように酒癖が悪いんですか?」

そう、別の職員が彼女に質問をしたところ、
彼女は急に私の左手を取り、彼女の両手で挟むと、私の手の甲をすりすりとさすり始めました。

 

つまり、その酒癖の悪い別の課の課長は、女性の手を握って、手をさするそうなのです。

 

私は彼女に手をさすられている間、彼女の手を見ていました。
少しむくんだ、赤茶けた私より小さな手です。

暖かいなー

そう思って、見ていました。
恋人に会うたびに、私は恋人の手をマッサージするんです。
恋人は、手を使う仕事なので、疲れているのではないかと思って。
恋人の手は、私と同じくらいのサイズで、私より白くて、指が四角い感じがします。
そして、暖かいのです。
恋人は、私の手の方が暖かいと言いますが。

私の手は、血管が浮いていて、ひょろ~って感じです。

 

 

手をさすり終わった彼女は、まだ話をしながら、彼女の右手で私の左手の手首をもって、そっと私の左ひざの上に手を置きました。
ものの30秒くらいの出来事でしたが、その日の飲み会で一番印象に残りました。

 

人の手って、暖かいですよね。
急に手を握られたのに、何か感慨深げになってしまって、そんな自分が少し面白かったです。

 




つづく。



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