LGBTに関する制度

世界と日本の同性婚事情を比較して

台湾の同性婚が事実上認められたことが、昨日のyahoo!ニュースに載っていました。
読んでいて、大変嬉しかったです。日本も、同性婚が合法化される日がくると嬉しいですね。
せっかくなので日本も含め、世界の同性婚事情をまとめてみます。

 

1.アジアの初の同性婚が台湾で

2017年5月24日、台湾で「同性婚を認めていない、今の民法は違憲だ」と判断され、事実上同性婚が認められることになりました。
これから2年以内に、民法等の法律が改正される運びのようです。

 

2.同性婚に関する制度

そもそも同性婚に関する制度は大きく2種類あって、1つは現在日本でも一部の市区で実施されている「パートナーシップ制度」。もう1つは「同性婚」です。

○パートナーシップ制度
パートナーシップ制度は、法律のもとに結婚を認めるのではなく、制度を実施している自治体が主体となり、申し出があった人間に対し、同性のパートナーであることを認める制度

○同性婚
法律のもとに、結婚を認める制度

 

3.世界の同性婚に関する制度

一部ですが、世界の同性婚事情をまとめてみました。

注目したい国がいくつかあります。
フィンランドは2014年に国会で同性婚の合法化が決定していますが、3年かかり、2017年今年度より実施されています。
アメリカについては、以前はいくつかの州で同性婚が認められていましたが、2015年オバマ大統領の時に、全州で合法化され話題になりました。

こうしてまとめて見てみると、まずはパートナーシップ登録制度が実施され、その後同性婚が合法化される流れがあります。
台湾は、2016年にパートナーシップ登録制度が始まったので、1年で大躍進ですね。
日本で合法化されるには、国民投票が必要になると思います。
なぜなら、「結婚を両性の合意のみに基づいて成立する」と憲法第24条1項に記載されていますから、この部分の改正が必要です。

しかし、日本の私たちの世代は政治への関心がなく、かつ団塊の世代という自己中心的な高齢者が多く存在しています。
今国民投票が行われると、改正は難しいでしょうね・・・。
ただ第9条の改正に一緒にかけてきたとしたら、まさしく天晴れだと思います。
さぁ、企んでいるのは一体誰でしょう。

 

4.同性間の国際結婚について

ということで、世界では同性婚が認められている国もあれば、認められていない国もあります。では、私たち日本人が、同性婚が認められている国に行って、その国で同性婚をしたい場合、どういう結婚になるのでしょう。

まず、一般的な「国際結婚」ですが、「国際私法」という法律に結婚の条件が書かれています。
国際私法とは、正式には「法の適用に関する通則法」いう法律で、自分が住む国以外で法律上の判断を必要とするときに使われる法律です。
例えば、日本人であるあなたが、アメリカで結婚したいときには、アメリカの国際私法が適応します。日本でアメリカ人が結婚したい場合は、日本の国際司法が適応されます。
どちらの国の法に従うのかを準拠法というんですが、国の強弱や内容によって定められる内容が違う場合もあるので、関係した時は国際司法がわかる人に聞いてください。

素人の私が書くよりも、詳しく書かれたページがあったので良かったらご覧ください。
カップルに関するEUの法制度とは

 

5.日本のパートナーシップ制度について

日本では現在6市区で、パートナーシップ制度が認められています。
市区の名前と、目的等をまとめました。
おそらく制度が始まったことはご存知の方も多いと思いますが、内容まで知られている方は少ないのではと想像します。

パートナーシップ制度は、単に行政にパートナーと認めてもらう制度です。
決して驚くような万能な制度ではありません。
ただ、行政に認めてもらうだけでも、大きな変化には変わりありません。
長くなるので、詳しくは別の記事にまとめて投稿します。

○渋谷区

制度名:パートナーシップ証明
目 的:パートナーシップ証明は、法律上の婚姻とは異なるものとして、男女の婚姻関係と異ならない程度の実質を備えた、戸籍上の性別が同じ二者間の社会生活における関係を「パートナーシップ」と定義し、一定の条件を満たした場合にパートナーの関係であることを証明するもの
根 拠:渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例
施 行:2015年(平成27年)4月1日

 

○札幌市

制度名:札幌市パートナーシップ宣誓制度
目 的:性的マイノリティの方の気持ちを受けとめる取組として、お二人が互いを人生のパートナーとして、日常生活において相互に協力し合うことを約束した関係であることなどを札幌市長に対して宣誓をする
根 拠:札幌市パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱
施 行:2017年(平成29年)6月1日

 

○世田谷区

制度名:同性パートナーシップ宣誓
目 的:同性カップルの方の気持ちを受け止める取組み
根 拠:世田谷区パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱
施 行:2015年(平成27年)11月1日

 

○伊賀市

制度名:伊賀市パートナーシップ宣誓制度
目 的:互いをその人生のパートナーと約束した同性カップルの宣誓書を市が受け取り、一定の条件を満たしている場合、2人をパートナーと認めるもの
根 拠:伊賀市パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱
施 行:2016年(平成28年)年4月1日

 

○宝塚市

制度名:宝塚市パートナーシップ宣誓
目 的:同性カップルの宣誓に対して、パートナーシップ宣誓書受領証を発行するもの
根 拠:宝塚市パートナーシップの宣誓の取扱いに関する要綱
施 行:2016年(平成28年)年6月1日

 

○那覇市

制度名:那覇市パートナーシップ登録制度
目 的:申請に基づき、「戸籍上の性別が同じである2人」が互いを人生のパートナーとするパートナーシップ登録を行い、証明書を交付。法的な効力を有しませんが、市営住宅の入居申し込みや医療機関での手続き等での活用について、関係機関と調整を進めていく。
根 拠:那覇市パートナーシップ登録の取り扱いに関する要綱
施 行:2016年(平成28年)年7月8日

実際に活用された方々はおられるのでしょうか。
多くの市町が年間50件程度を予想しているようです。

そんなに、申し込みがあるのかな?

「パートナーシップ制度」今LGBTの方々が一番気になる話題ではないしょうか。2015年(平成27年)の4月1日より、渋谷区がパートナーシップ制度に関する条例を作成、日本各地で同制度が広まり始めています。今日時点で、私が調べてみた結果、6市区が制定しています。6…







にほんブログ村 セクマイ・嗜好ブログ 同性愛・ビアン(ノンアダルト)へ