日常の一場面

10歳以上年上の、独身女性を観察して思うこと

最近、自分で気づいたことがあるんです。

仕事をしている時に、いつも職場にいる、とある女性がいないとき、ちょっと自分でも寂しく思っていることに。

恋とはちょっと違うんですよね。
なぜなら触りたいとか、一緒に遊びに行きたいなんて、全く思わないので。

その女性のお話です。

彼女は40代半ばくらいかな。
ラインの自分のアイコンに、和服姿の写真をアップしている人。
髪も黒髪で、メイクもバッチリ。

ケバくはないんです。
綺麗な感じで、たまに外勤があってお出かけするときは口紅の色がピンク系になるなど、可愛らしい面もあります。

彼女に出会ったときには、私の心の中で、彼女は多くいる職員の、ほんの1部の人という扱いでした。

自分よりもずいぶんと年上で、まだ独身。
いつも涼し気な表情で、淡々と仕事をしている。

彼女、デスクの上が、いつもきれいなんですよね。

私は、PCの他に鉛筆立てに、卓上カレンダー、名札、スマホ、飲み物、時計、DVD、過去にもらったグッズ、今日片づけたい書類などが並んでいますが、
彼女は、PC、今やっている仕事の書類、数本の筆記用具、飲み物のみ。

デスクマットに関係者の電話番号を挟んでいる私に比べ、彼女はデスクマットには何も挟んでいない。

とにかく、整理整頓ができる人。
起案も細かくて、数字を何度も見ている跡が。
マーカーを引き、赤鉛筆でチェック。

私の数倍の時間をかけて書類を見ているでしょう。
「無駄だな」、なんて私は彼女の行動を思いながら初めは横目で見ていましたが、大切な統計書類の間違いを見つけ、瀬戸際で防いだ彼女を見て、今では「すごいなーその細かさ」なんて思っています。

彼女は、女性の中の女性、的な雰囲気がどこかあります。
人より前に出ない、手癖がおしとやか。
すごくはんなりとしていて、お嬢様で、お酒好きで、お人よし。

何度か飲みに誘われた私ですが、縁が無くて行くことができていないです。

そんな彼女に親近感を持った出来事がありました。

それは、私の旅行先を詳しく聞いてこないところでした。

職場に「しばらく休みをくださいね」っていうと
『どこ行くのー!』
って若い子たちはなります。

私はそれが苦手なのです。
騒がれて、自分が主役になるのは苦手なんですよね。

でも、
私は一番席が近い人に一番に行っておくべきだと思ったんです。
だから彼女に
「しばらく休みをいただきます」
と1カ月くらい前に伝えました。
彼女は「ゆっくりしてきてくださいね」というところまで。

上司は、年上でもやっぱり行き先を聞いてきます。
もちろんこっちも報告する義務がありますよね。

でも彼女のこの大人な対応に、私はすごく親近感を抱きました。
踏み込んできそうで、踏み込まない。
何だろう、この微妙な距離感。





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