日常の一場面

友人の結婚式に出たら、身につまされた話。

友人の結婚式に出てきました。
彼女とは高校時代からのお友達です。

社会人になっても友達付き合いは変わらず、しばしば会って話をしていました。
彼女はとても頭がいいにもかかわらず、なぜか正社員の仕事に就こうとしないのです。


派遣の仕事をしているのですが、とにかくその職場の愚痴が多い。

「派遣に対する態度が偉そう」「職員は何も仕事しない」

ならば、自分も正社員で仕事を探したらいいのにな・・・


と思いますが、いつも大人しく話を聞いています。

彼女は、少しプライドが高いのです。

そんな彼女の恋愛はとても波乱万丈で、しばしば夜のファミレスで話を聞いていました。

彼女がいつも言うことがあって、それは彼との夜の行為を『DV』だというのです。

DVならば、それは大変。
別れた方がイイのでは?と思うのですが、


※別の友達に『そんな男とは別れた方がいい!』と言われたけれど、なんでお前みたいな女に言われなきゃいけないんだと思った
と言います。
(その友達は、彼女の幼馴染なんです)

※え?私が言っても、同じように思われるのでしょうか?

そんなことを言われるとなると、私も恐ろしくて何も言えません。
そのまま「うんうん」と話を聞いていると、

彼女の恋は毎回数カ月ごとのスパンで、恋愛の終わりと始まりを繰り返していきました。

でもパタッと連絡が途切れて3カ月がたった頃、急に彼女から
「今からFEELの家に行っていい?」
とメールが来ました。

私は調度、運転して家に帰り、駐車場に車を止めたばかりでした。
メールを見ると、20分ほど前に受信しています。
「ごめん、今家に着いて、今みました。」
すると、
「ごめんもう来ています」

とメールがきて、
え?
と思うと、

コンコン

音がしたので、運転席から右窓を振り向いて見ると。
暗闇に立つ、顔が見えない大柄なシルエットの男性がそこに。
※超ーコエー

依然夕暮れどきの赤信号の停車中に、急に知らないおじさんに、運転手側の窓ガラスを叩かれたことがあります。
※コンコン
あの時の恐怖はすさまじくて、
『私は何かしたんだろうか』
『このおじさんはいったい誰なんだ』
『窓ガラスを開けていいのか?』
『いやいや、開けたら捕まれるのでは?』
いろいろ考える過ぎて固まっていると、

※「ブレーキランプ切れとるけぇ、また変えねえぇな」

爽やかにおじいさんは去っていきました。
もう驚いたじゃないか。
トヨタさん、ちゃんと点検お願いしますよホント。

 

あの時の恐怖がカムバック。
そして、今回は大柄な男性です。

※こ、これは車から出ては絶対にまずいぞー
い、家に電話しなきゃー

と思った瞬間、ひょこ。
友達登場。

友達と、その彼氏でした。
今まで彼女の歴代の彼氏の話は聞いていましたが、本物の恋人を見たのはこの時が初めて。

※初めまして。

彼は機械製品の部品を販売する会社で、営業をしているらしいです。
本社は大都会で、支店が我が町にあったそうな。

そして、市が主催する婚活イベントで2人は出会ったらしい。

※彼女、今までいろんな話を聞いてきたけれどこんな人がタイプだったんだ・・・
大柄で、大きな声で一生懸命な話し方。

※営業なのに大丈夫かいな?
でも優しそうな人じゃん

と思って話をしていたところ、
※彼と結婚しようと思うの!

ほう!おめでたい話ではありませんか。

※結婚式出てくれる?

もちろんです!

ということで、結婚式に出てきました。
式は彼の地元で行われたため、新婦側は完全にアウェー。
出席者の割合も、新郎:新婦=7:3というめちゃアウェー。

式はもちろん無事に進行し、彼女のご両親とも2年ぶりに合って話をし(私の親より今時の人)、終盤には新婦から家族へお手紙を読み上げました。

この場面って、結婚式の中でも一番感動しますよね。
よしよし、泣かないと思うけれど、ハンカチぐらい用意しなきゃ。

そして彼女にスポットライトがあたり、お手紙を読み始めました。

家族へ
私はこんな父と、こんな母のもと〇グラムで生まれました
小学生の時はこうで、高校の時はこうでした。

うんうん。

大学時代はこうで、就職してからもこうでした。

うんうん。

新郎との出会いはこうで、新郎はこういう人です。

うんうん。

私はこういう性格なので、こういうところをカバーしてくれる新郎と結婚することに決めました。

うん、う・・・ん?

これからの将来、こんな苦労やこんな困難があると思います。でも私は、彼と幸せになると決めたのです。
〇〇くんのご両親、ご家族様、どうぞよろしくお願いいたします。

盛大な拍手でした。
拍手でしたが。

※めの大きい私

怖くないですか。
隣で新郎と、新郎の家族はめっちゃ泣いてましたけど、そんなに感動する感じですか?
新婦の家族、誰も泣いてませんけど。

彼女の両親へ「ありがとう」とか、感謝の言葉が一つもなかったんですけど。

そこで思い出します。
数年前の話でしたが、「最近、母が付き合う男性に口を出すようになった」と言っていたのを思い出しました。
なんか、あったんでしょうね。
間違いないです。

 

良い結婚式でしたが、怖さが残ってしまい、新幹線に乗っても怖さを引きずってドキドキしながら帰りました。
帰って、親も友達のこと知ってるので、一応どんな挙式だったか報告しました。

※怖かった話をそのまま話しました。

かくかくしかじかで、怖かったです。
それはそれは

そしてどんな話の流れだったか忘れましたが、
※私も、あと10年生きれたらいい方よね。。。
そう母親がつぶやきました。

10年・・・

私の親は70が近いです。
10年生きたら、80歳が近くなる。
人生100年時代とは言いますが、大きな病気をしたことがない両親なので、きっと人生の終盤は大変なんではなかろうか。

そっか、あと10年くらいしかお母さんとも話ができないんだな。
10年って、私が社会人になった年数とほぼ一緒くらい。

あっという間です。
ホントにあっと言う間。

 

その言葉を聞いて、
Peeさんの両親と仲よくしよう、で、Peeさんと私の両親とも仲良くしてもらおう、すごくそう思いました。
私は母の思う結婚式ができないし、家も継げないから。
これから先、どんな恩返しができるんだろう。

なんか反面教師を見て、身につまされました。





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