個人事業主してます、FEELです。
確定申告用に帳簿を付けていると、

- ポイントで消耗品を買ってしまった
- ポイント利用分の領収書も経費に回せるのだろうか?
と思うときありますよね。
そんな疑問を改善できる記事を用意したので、良かったら参考にしてください。
目次
ポイント利用って具体的にどんな時?


ポイント利用といっても様々な場合があるので、1つ例を出します。
Amazonで、10,000円の時計をポチリ。「ポイントが8,000ポイントありますが、使いますか?」→もちろん、はい!結果、2,000円で時計ゲット!
つまり、
- 元の値段は10,000円
- 使ったポイントは8,000ポイント
- 結果支払った現金は2,000円
この時計の支払いについて、個人事業主の会計帳簿に記載したいわけですよね。
ポイント利用分の帳簿の書き方


実は帳簿の書き方は3つほどありますので、やりやすい方法を選択してください。
- 元値段10,000円と考えて、ポイントを8,000円を雑収入、支出を2,000円とする
- 元値段2,000円と考えて、支出2,000円にする(簡単)
- そもそも経費に入れない(めっちゃ簡単)
では順に説明します。
方法①:元値段10,000円と考えて、ポイントを8,000円を雑収入、支出を2,000円とする
税理士の先生に聞くと、この方法が一番正しい方法で正確な帳簿になるそうですが、この方法でなくても全くOKだそうです。
- ポイントは以下です。
消耗品の値段 | 10,000円 |
収入 | 雑収入 8,000円(ポイント分の現金が、個人事業主の財布に入るイメージ) |
支出 | ↑の雑収入の8,000円と現金2,000で、合計10,000円の支払い |
方法①の帳簿の書き方
なので帳簿には以下のように記載します。
収入 | 雑所得 | 8,000円 | |
支出 | 消耗品 | 10,000円 |
合計所得額は増えますが、正しい方法がお好みの方にオススメです。
方法②:元値段2,000円と考えて、支出2,000円にする(簡単)
個人的には、いつもこの方法でやっていて、この方法が一番簡単です。
ポイントは帳簿に載りませんが、実際に支払った額は正しいので問題ないです。
- ポイントは以下です。
消耗品の値段 | 2,000円 |
支出 | 2,000円の支払い |
方法②の帳簿の書き方
なので帳簿には以下のように記載します。
支出 | 消耗品 | 2,000円 |
とても簡単ですよね。
方法③:そもそも経費に入れない(めっちゃ簡単)
そして、そもそもポイントで買った物は経費に入れない、という手もあります。



いわゆる、闇に葬るパターンです
つまり、
ということですね。
ポイント分も現金で支払ったことにしてはダメなの?
全額支払ったことにする方が、帳簿の支出が増えるので書いておこうかと思うこともあるはず。
- ポイントで8,000円分引いて実際は2,000円になりましたが、「10,000円の時計を、現金10,000円出して買った」ことにしてはダメですか?
-
ダメです。
ということで、
です。
領収書を確認すればバレてしまう
そもそも、領収書にはポイント利用分は、分けて記載されていますよね。
Amazonの場合
- 注文合計額:1,980円
- Amazonポイント:-1,329円
- ご請求額:651円
このご請求額を帳簿に記載すればいいだけなので、簡単です。
まとめ


ということで、個人事業主のポイント利用で買った消耗品の帳簿の書き方についてまとめました。
帳簿を記載するのって面倒ですよね。
でも今記載しておけば還付があるので、時間があるときにつけていたいですね。